FARM
農薬に頼らず、自然のままに育てる
手渡すように、届けたい
私たちのビーツは、農薬を使わず、土と自然の力を最大限に活かして育てられています。その味わいには力強さが宿っています。
すべての産地は、拠点を置く神戸から車で3時間圏内。いつでも生産者と顔を合わせ、言葉を交わしながら、より良いものづくりを追求できる。この距離感こそが、私たちの品質へのこだわりです。




大切にしていること
小さく、ゆっくり、しなやかに
大量生産・大量消費のスピードに飲み込まれる世界で、本当に大切なものは、小さく、ゆっくりと進むと思います。土の力を信じ、人の手を信じる農業は、自然のリズムに寄り添うことから始まります。大きくなくていい。早くなくていい。持続可能で、文化を守り、誰かの誇りになる食こそが、これからの希望になる。そんな思いで、私たちは信頼のおける生産者とともにビーツを育てお届けしています。

16人の生産者と共に
兵庫県と京都府で栽培
私たちは、ビーツの種を提供し、収穫されたビーツを全て買い取る形で、ビーツの栽培を信頼できる生産者と共に実施しています。
野菜市場で買うのではなく、関係性のある生産者と共に、種から栽培、加工、販売まで取り組むことで、安心・安全そして、私たちが心から美味しいと思えるビーツを安定的にお届けすることが可能になると信じているためです。

不確かな時代だからこそ、確かな距離と関係から生まれるもの
食べることは、耕すこと
私たちにとっては美味しいものを安定的にお届けできる仕組みな一方で、生産者にとっては「栽培前から売り先が決まっているから、安心して栽培できる」側面もあります。世界中の食が手に入り、サプライチェーンが長くなっている現代社会において、私たちの住む近くで栽培し、作っているもののトレーサビリティを感覚的に持てることはとても大切にしています。
また、生産側の環境の変化に敏感になれることも大切だと思っています。近年、気候変動の影響で気温や降水パターンが大きく変わり、鹿や猪による獣害も深刻さを増しています。さらに、中山間地域では高齢化や人口減少が進み、農業を支える環境そのものが揺らいでいます。こうしたすべての課題を一度に解決することはできなくても、ビーツを栽培することで生まれる新たな生態系が、地域にとって小さな希望の芽になると信じています。














