本日、私たちは新しいスポーツスムージーの効果検証実験を開始しました。 兵庫県立大学・森寿仁准教授(環境人間学部/運動生理学)とご一緒に、 ビーツに含まれる硝酸塩(NO3)に焦点を当てた一杯を、 アスリートに飲んでいただきながら数値で確かめていきます。
なぜ、硝酸塩なのか
ビーツが「アスリートのための野菜」として注目されてきた理由のひとつが、 そこに含まれる硝酸塩(NO3)です。 持久力や回復力に対する硝酸塩のはたらきは、すでに国内外の研究で繰り返し示されてきた領域で、 一流のランナーやサイクリスト、サッカー選手に取り入れられてきた背景があります。
一方で、ビーツそのものを毎日続けて摂るのは、決して簡単ではありません。 調理が必要で、味のクセも独特。だからこそ、私たちは「飲み続けられる美味しさのなかに、 機能のための量をきちんと収める」ことを目標に、今回のスムージーを設計してきました。
美味しさは、機能性と並ぶ「条件」だと考えています
新しいスムージーには、私たちのビーツに加えて、フルーツや野菜の力を借りています。 硝酸塩量を確保したまま、毎日でも飲める味に着地させるために、 何十回、何百回と細かな調整を重ねました。
どれだけ機能性に優れていても、続けて飲めなければ意味がない。 試合の前、練習の前、競技人生のあいだずっと寄り添える一杯であってほしい。 その前提を、開発の最初から最後まで動かさずにきました。
本日からの検証 ―― ダブルブラインドで、数値を見にいく
本日開始した実験では、硝酸塩を含むスムージーと、含まないスムージーを、 被験者にも、私たちにも、どちらかが分からないダブルブラインドの条件で比較します。 実際にスムージーを飲んでいただいた上で、運動課題に取り組んでいただき、 血圧、血液、運動時のパフォーマンス等を測っていきます。
主観や期待によるバイアスをできるだけ排して、「飲んだから」変わったのか、 「飲んだと思ったから」変わったのかを切り分けるための設計です。 数値が、私たちの仮説に対してどう答えるのか。 正直、私たち自身がいちばん楽しみにしています。
専門:運動生理学/トレーニング科学/体力科学
陸上競技(中長距離)出身。鹿屋体育大学にて博士号取得後、 日本学術振興会特別研究員(DC2 / PD)、立命館大学スポーツ健康科学部を経て、 2019 年より兵庫県立大学、2024 年より准教授。
私たちが届けたいのは、最後の一分のための一杯
アスリートにとって、勝敗を分けるのはいつも、いちばん最後の1分、1秒です。 出し切ったあとの、もう一歩。疲れ切ったところからの、あと一回。 そこに、ほんの少しでも違いを置きにいけるかどうか。 新しいスポーツスムージーは、そのための一杯として開発しています。
結果がまとまり次第、このノートで改めて報告します。 そして、検証を経た上で、商品としてお届けできる日もそう遠くありません。
本記事は商品の効果効能を断定するものではありません。 現在実施中の検証は、ビーツに含まれる硝酸塩の作用に関する科学的データを取得することを目的としています。 検証結果については、まとまり次第、本ノート上で改めてご報告いたします。
